2013年11月06日
言い換えれば、森の中の目に見えるもの一つ一つに注目するのが西洋医学で、目に見えない空間に着目するのが東洋医学
ということになります。
これを人間に置き換えてみると、目に見える一つ一つの臓器に注目するのが西洋医学で、目に見えない空間に着目するのが
東洋医学ということになります。
人間の中に空間などあるのか、と不思議に思われる方も多いでしょう
確かに肺とか胃袋とかに空間はありますがそれほどおおきなものではありません
しかし、私たちの体を構成している一番元の元の原子は
原子核とその周りを回転している電子からできていますが
核も電子もそれは小さなもので、ほとんどが空間です。
東洋医学というと範囲が広くなりますし、東洋医学の中でもインド、中国、朝鮮など
それぞれ少し特色が違いますので、これからは中国医学で話を勧めます。
中国医学の基本概念は「氣」です。
生命の根本物質として、あるいは声明を維持するエネルギーのようなものとして
「氣」を想定し、この「氣」を中心として中国医学が築かれています。
また、空間が一つの性質を持つとき、これを「場」と呼びます。
電場とか、磁場とかいうときの「場」です。
だから、この空間の性質というものに、「氣」が大きく関わっているのではないでしょうか?
そのように考えると、空間に注目する中医学がその基本物質として「氣」を取り上げたのもよく理解出来ます。
このあたりの事情をよく御存じの先生が、中医学とは、病気を「場」としてとらえる医学で
「氣」はその「場」の情報を伝達するものである、と言われています。
一昔前は、病気というものは、肺結核とか腸チフスとか、一つ一つの臓器を相手にすればよかったのです。
人間全体を相手にすることは必要なかったといえるでしょう。
だから、西洋医学だけで十分だったし、この点に関しては中国医学の出る幕はなかったのです。
しかも、その西洋医学がどんどん進歩するのですから、こんな頼もしいことはなかった
世の中が変わるにつれ生活が人体に及ぼす作用にも変化が現れ
人体のなかの一つ一つの臓器以外の空間に生じるゆがみによって
起ってくる病気がふえてきたのではないでしょうか。
つまり、臓器を相手にするだけでは足りなくなり、人間全体を相手にしなければならなくなったのです。
ここに中国医学への期待が膨らんできた理由があるようです。
最近、急増しているアトピー性皮膚炎も
この空間に属する病気なのではないでしょうか?
だから、皮膚の症状を一時的に軽減したり、特定のアレルゲンが存在する場合はこれを取り除いていくというようなことは
西洋医学で十分なのですが、この空間に属することになると西洋医学では不十分なのでしょう。
それで、中医学のへの期待が高まるということになります。
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