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2015年08月11日
【大阪 アトピーなら 悠々堂 まき鍼灸院】
夏真っ盛りですね
アトピーの方にとっての汗対策どうされていますか?
アトピーの方にとって
汗をかく方が良いのか
かかないほうが良いのか
どちらがよいのでしょうか?
そもそも汗をかくことで
かぜ痒くなるのかなど
その対策について お話しします。
●適度な汗はお肌に必要
●皮膚は弱酸性・汗でそのバランスが崩れることでかゆみがおこる
●PHバランスが崩れた皮膚は雑菌の繁殖も増える
●汗をかくのはいいが放置するのはよくない
そもそもアトピーの人は汗をかきにくいです。
それは肌をかき壊していて汗腺の状態が悪いこと、
自律神経が乱れていて汗をかき
普通の人の半分しか汗をかけないともいわれています。
汗は皮脂と合わさって天然の皮脂膜となり肌を守ります
完全に擦り取ってしまわないほうが良く、
「適度な量」がよいのです。
しかし、この暑さ、汗を大量にかきますよね
汗の量が増えると肌のバリア機能が低下します。
元々健康なお肌は弱酸性(ph4.5~6)ですが
汗で中和されて酸性に傾きます。
PHバランスの乱れと それによる細菌の繁殖が かゆみを引き起こします。
【対策】 1、まず、汗を放置しない
シャワーで洗い流せたらいうことはありませんが、
入れない時には 汗の拭き方が大事です。
タオルでごしごししないこと!
汗でもろくなったお肌を益々傷つけてしまいます。
吸水性の高いタオルを肌の表面に当てて 汗を吸い取らせるようにしましょう
また、汗を放置することでPHバランスがアルカリ性に傾き
皮脂と表皮のブドウ球菌(黄色ブドウ球菌ではない)が生きられなくなって バリア機能が低下します。
黄色ブドウ球菌が増加してアトピーが悪化します
黄色ブドウ球菌が増加することが痒みの原因のひとつになります。
2.むやみに洗顔しない!!
汗をかいた後、ボディーソープや石鹸でごしごししないほうがいい
なぜなら、より一層お肌から脂分がぬけるからです。
より一層アルカリ性に傾くことになります。
お肌はアルカリ性に傾きすぎると たんぱく質が変性して乾燥状態になります。
ですので水で洗い流しましょう
できればぬるま湯がいいでしょう。
汗が出にくい体質から 汗がかける身体になるというのは
体質改善としては良い方向といえます。
しかし、汗をかいた時に 汗を放置するとかゆみが増してデメリットが多くなります。
汗はできるだけ早めにごしごしではなくふきとること、
外出時にはおしぼりをもって汗に対応することが大事です。
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