アトピーを防ぐ大切なもの、IgA - 茨木市アトピー専門「悠々堂まき鍼灸院」

アトピーを防ぐ大切なもの、IgA

2014年06月10日

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腸には、未分解たんぱく質が入ろうとしたときにそれをブロックする機能があります。

その役割を担っているのがＩｇＡ(免疫グロブリンＡ)です。
アトピー検査の一つにＩｇＥ値がありますので
igE(免疫グロブリンＥ)についてはご存知の方も多いかと思いますが、
IgEは侵入してしまった異物を攻撃する働きでⅠ型アレルギーの原因となり
IgAは異物が侵入するのを未然に防ぐ働きをします。

そしてアトピーの人は必ずしもIgEが高いわけではありませんが
ＩｇＡ値についてはほとんどの人が「低い値をしめす」という共通性が見られます。

つまりアトピーは「IgEが高いことが原因ではなく」「IgAが低いことが原因」と言えるのです。
ＩgAは腸粘膜のパイエル板という場所で免疫Ｂ細胞から分泌され
腸管腔(食べ物が通る所)で有害菌や実分解の食物が通過するのをブロックします。
さらにIgAはアレルギーを起こすIgEが産生されるのを抑える働きをしています。
アトピーの原因となる食物アレルギ-はIgAによって防がれていて
IgAがきちんと働いていることがとても大切なのです。

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