HOME > アトピーと食事 > アトピーと油【えゴマ油・オリーブ油が良いようです】
2013年12月06日
アトピーに良い油・悪い油があるのを御存知ですか?
良い・悪いを決めるのは
「リノール酸」の量です。
植物油は脂肪酸で構成されていますが、ここでは「リノール酸」「オレイン酸」「αリノレン酸」に着目します。
各油によって脂肪酸の比率は様々。
どれも人間に必要な脂肪酸ですが、極端な偏り方をすると様々な不具合が生じてきます。
細かい事は省略して簡潔に書くと、
「リノール酸」を多く含む油に偏ると・・・アレルギーを悪化させる。
食物アレルギー、アトピー、花粉症、鼻炎等のアレルギー反応を強めるだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、発がんのリスクも上げると考えられています。
揚げ油やスナック菓子、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシング等に多用されている他、乳製品、卵、肉等にも含まれるため、日本人は摂取しすぎている傾向にあります。
*各油のリノール酸を含む割合
紅花油(サフラワー油)・・・・72%
ひまわり油・・・・・・・・66%
グレープシードオイル・・・・・65%
大豆油・・・・・・・・・・50%
コーン油・・・・・・・・・47%
ゴマ油・・・・・・・・・・・42%
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キャノーラ油(なたね油)・・・・・20%
エゴマ油(しそ油)、亜麻仁油・・・・15%
オリーブ油・・・・・・・・・・・10%
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リノール酸の割合が少ないのは、キャノーラ(なたね)油、エゴマ(しそ)油、亜麻仁油、オリーブオイル。
中でもリノール酸の代わりに「オレイン酸」を多く含むのが、オリーブオイル(70%)、キャノーラ(なたね)油(55%)です。
オレイン酸は熱に強く酸化されにくいので、加熱調理に最適。
アレルギーやガンの影響は特になし。
悪玉コレステロールを下げる効果もありますが、油なのでカロリーは同じ・・・摂り過ぎには注意が必要です。
リノール酸の代わりに「αリノレン酸」を多く含んでいるのが、エゴマ(しそ)油、亜麻仁油(各60%)です。
αリノレン酸は熱に弱く、加熱調理にむきませんが、炒めもの程度の加熱ならOK。生で摂取するドレッシングなどに最適。
酸化しやすいので開封したら早めに(1~2カ月程度で)使い切らなければならないのと、非常に高価なのが欠点。
アレルギーを抑える効果がある。ガンへの影響は特になし。
αリノレン酸は野菜、魚、海藻にも多く含まれます。
*アレルギーを抑えたい時、具体的にどうすれば効果的なのか。
・肉よりは魚介類を食べる頻度を増やす。
・豆類、緑黄色野菜、根菜、きのこ類、海藻類などを積極的に摂る。
・加熱調理に使う油は「オリーブ油」か「キャノーラ油(なたね油)」、生で摂取する場合は「しそ油」か「亜麻仁油」を意識する。
・マーガリンをバターに変える。(マーガリン・・・コレステロールは含まないがリノール酸を多く含む)
・外食では揚げものをなるべく控える。
・ここでは触れていませんでしたが、白砂糖を摂る量を減らす。
→てんさい糖、メープルシロップ、はちみつ等も併せて使う(花粉症の人は蜂蜜は控えた方が良い)。
参考 千種のほんまにうまいもんだけ http://blog.goo.ne.jp/tukamotochigusa/e/29cdd5adfe7e594b70b89b4f627decc6
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