HOME > 脱ステ・脱保湿について
当院では、基本的にアトピー性皮膚炎の方には鍼灸施術と「脱ステ・脱保湿」をお伝えしています。
その理由は、当院の患者さんを診ていて、ステロイド・保湿剤を使い続けながらの方は良くなりにくいからです。
どれだけ真面目に通院されていても、使い続けている方は、そうでない方に比べて
良くなるスピードが遅いのです。
また、薬を使う事の弊害を実感しているからです。
安保 徹先生の薬に対する考え方をベースに
大阪で「脱ステ脱保湿」でアトピーの治療を実践されている佐藤健二先生、東京で「脱ステ・脱保湿」の治療をされている 藤沢皮膚科 藤沢重樹先生
の考え方と方法を当院でもお伝えしています。
★著書「患者に学んだ成人型アトピー治療 脱ステ脱保湿療法」佐藤健二先生
著書「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」藤沢重樹先生
ただ、完全に一気にやめるのは、重度のリバウンドがあることもありますので、様子を見ながら対応していきます。
また、脱ステロイドされていても、脱保湿までは知らない方、できていない方も多いのです。
保湿剤も、ステロイドと同じようにリバウンド様症状を起こすことがあります。
1975~1995の20年間、
乳児の有病率は変化がなかったにもかかわらず、9~12歳の患者は2倍、18歳時には5倍
に増加したというデータがでています。
この間に変わったことと言えば、ステロイドの普及です。
ステロイドは免疫抑制作用による強い抗炎症作用があります。
それは炎症を起こしている部分だけではなく、体内全ての正常な細胞にも働きかけるため、深刻な副作用が生じやすいのです。
これまでと同じ効き目を維持するために、より強いステロイドが必要になり、最後にはどんな強いステロイドも効かなくなります。
⇒効かないステロイドを使い続けるか、激しいリバウンド覚悟で脱ステロイドするか、どちらかしかありません。
一度使うとリセットされることなく全ての使用が合算されます。
「一度2週間使用して、翌月再び2週間使った」と言った場合、一旦やめたから前の分は身体から抜けてなくなった、のではなく、
累積されて結局4週間使ったことになります。
「自分はたまにしか使わないから安心」という発想にはリスクがあります。
★成人型重症アトピーの正体は「ステロイド依存型皮膚症」
ステロイドを塗らないと普通に機能しない状態、本来のアトピーとは違いもっと難治性
〇中断後1週間前後で
赤い火傷の様な腫れあがった皮膚になる
(ステロイドにより収縮していた血管が大きく開いて炎症が起き、高濃度の酸化窒素が焼けるような感覚を引き起こす)
〇全身至るところが腫れ、皮膚から組織液が浸出する
〇正常な精神状態を保てなくなる程の激しい痒みが続く
〇体中ちくちくとした痛みを感じる (血管が治癒する過程の刺激の一つ)
〇皮膚炎がステロイドを使っていない所まで広がる
〇自律神経が乱れて体温調整機能が変調をきたし、冷え症になる
〇疲労、不眠、食欲不振、焦燥感、不安が激しくなる
〇皮膚が極度に乾燥し、落屑が剥がれ落ちるフレーク現象
以上のように、ステロイドの長期連続使用後の中止には、劇悪化という代償が伴います。
使用期間が長ければ長いほど、リバウンド症状が落ち着くまでに時間がかかります。
その期間はステロイド使用期間の10~30%と言われています。
場合によっては休養・入院が必要なので,職場や家族などの周囲の理解と協力が不可欠です。
皮膚が長期使用した保湿剤に依存する状態となり保湿剤が肌本来の保湿機能を妨げています。
「長時間皮膚の水分が奪われないように密閉性の膜をはる」というのは長風呂にずっと浸かっているようなものなので、やがて正常な保湿力が失われていきます。
また、ワセリンなどは無害と思われていますが、石油製品なので人体には有害ですし、プロぺトなども接触性皮膚炎を引き起こす恐れがあります。
いくら保湿剤をたっぷりと塗って一時的に"水分量"が増えても肌本来の保湿能力は回復しません。
むしろ、肌本来の保湿力は低下してしまいます。
保湿剤も単なる「対症療法」にすぎません。
やめられない理由は「保湿依存症」になっているから⇒「塗らなくても大丈夫」と確信できるようになるまで「考え方のくせ」を正していくことが大切です
★良かれと思ってステロイドや保湿などに頼っていると、それが原因でアトピーが酷くなっている、ということも考えられます。
参考:「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」
当院に来られる患者さんは、
今までステロイドを使っていたが、あまり効果を感じなくなってきた
むしろひどくなる一方だ、ステロイドをあまり使いたくない
という方がほとんどなので、上記の事はご存知の方が多いと思います。
そこで、
成人型アトピー性皮膚炎=本来のアトピー性皮膚炎+ステロイド依存性皮膚症
右辺を左に移動すると
成人型アトピー性皮膚炎ーステロイド依存性皮膚症=本来のアトピー性皮膚炎
脱ステロイドは上記の左辺の実践と言う事に成ります。
(阪南中央病院 佐藤先生の著書より)
その脱ステロイドの時に激しいリバウンドが起る場合が多いのですが、
鍼灸でそのリバウンドを極力少なくして乗り越え易くします。
また、それ以外の症状も落ち着いてきやすいです。
鍼灸施術をしながら、脱ステ・脱保湿をしていくと、基本的な「良くなる力」を上げていきますので、激しいリバウンドを乗り越えやすいと考えます。
あなた自身の自然治癒力を高めることでアトピーは良くなっていきます。
一般的な対処方法として、病院の皮膚科に行って薬をもらう、ステロイド・プロトピックなどの薬をもらう、かゆみ止めの抗アレルギー剤をもらって飲む、位だと思います。
それでもよくならない方は、色々な情報の中からご自身で色々と探して、試して、一時は良いけれど、また、症状が出てきて、その繰り返し、というケースが良くあります。
実は、特になかなか良くならないアトピー症状は、「皮膚」に原因がない事が多いのです。
アトピーの原因は「ストレス」による「冷え」です。
ストレスには人間関係・食事・睡眠の量と質・気候などが原因としてあります。
それぞれのストレスは血管を収縮して血流をさげます。
血流が下がると筋肉が硬くなり、酸素や栄養素が充分いきわたらなくなり、身体は「冷え」て行きます。
血管やリンパの動きが悪くなるので、内臓の解毒・排泄能力も落ちます。
それにより身体に悪いモノがたまり易くなり、回復する力、自然に良くなる力が落ちて症状が出てしまうのです。
この様にアトピーの発症はそれぞれのストレスから起る「冷え」なのです。
当院の痛くないハリ・熱くないお灸はその「冷え」を根本的に改善します。
「冷え」=巡りの悪さ
症状の出ている所に施術する対症療法ではなく、2000年以上の歴史のある経験則的に効果のあると証明された症状に対応する手足のツボにはりきゅうで施術することで循環が上がり「冷え」が改善します。
アトピーは、巡りを上げて「冷え」を改善し、ストレスに強い身体になる事で良くなっていきます。
当院では鍼灸を基本に貴方の冷えを改善するサポートを精一杯いたします。
一緒にがんばっていきましょう!
次女が生後3ヶ月で重度のアトピー発症、 ひどいミルクアレルギーで一緒に大好きな甘いお菓子を食べられない。
「大きくなったら何でもたべられる?お父さん」と聞いてきていました。
その姿をみてこの子のアトピーを良くしてやれたら・・と鍼灸師としての道を歩くことを決意。
しかし、鍼灸師でありながら実は「痛い鍼は大嫌い!」でどうしたものか、痛くない鍼はないのか?痛くない鍼を教えてくれる人はいないのか?何事もアンテナを張っていると見つかるもの、ありました、結構近くに。
すぐにこの門をたたいてあれから14年、娘も今ではスイーツ大好き娘になりました。
そして今では、地域の皆さんに支えられながら開院12年目を迎え、多くのアトピーの患者様の施術に携わってきました。
その都度アトピーの悩みの深さと施術の難しさに直面しつつも、「この間のツボはばっちりでした!」と言われたり、だいぶ痒みがおさまった、と言っていただけ、その笑顔を見ると、本当にやりがいを感じる毎日です。
アトピーで毎日死ぬ思いを抱えておられるあなたに、はりという新しい未知の施術にチャレンジしてください!今の辛い状況が変わるかもしれない、その可能性にかけてみませんか?
私は精一杯、あなたの良くなろうとする自然改善力を高めるお手伝いをさせていただきます。
医師 宮島 賢也先生 とても勉強熱心な鍼灸師さんです。 宮島の勧める薬を使わない治療を推奨されています 鍼灸にも色々な施術法が在りますが、中でも経絡治療は脈診、腹診などで精密な検査をして悪いところを突き止め極めてソフトな鍼灸で治していく非常に魅力的な施術です 牧先生は熱心に勉強され、鍼灸施術に強い情熱を持っている方です。 とてもフレンドリーで鍼灸師として頼れる治療家だと思います 牧先生の鍼灸治療の心地よさを是非味わってみてください 薬を使わない精神科医 宮島健也は牧先生を信用・信頼できる治療家として推薦します。 ※得られる結果には個人差があります |
<宮脇 和人先生> ◎東洋はり医学会関西支部 名誉支部長 ◎実践奇経療法研究会代表 宮脇鍼灸院 院長 東洋医学の根本は「未病を治す」であります。 つまり、病気になる前に治すということですが、牧 篤正先生は私の主催する実践奇経療法研究会や東洋はり医学会関西支部において長年熱心に勉学・研究をされています。 その豊富な経験と実績を痛みや苦しみで悩んでおられる方々へ役立てたいと思っておられます。 子ども好きで温厚な性格の牧先生を私は推薦致します。 (※注意:動画は音が出ます) ※得られる結果には個人差があります
宮脇先生の著書 『よくわかる奇経治療』たにぐち書店 『鍼灸臨床こぼれ話』たにぐち書店『鍼灸臨床こぼれ話2』たにぐち書店 |
来院者様のお声・喜びのお声・インタビューの多さはおそらくNO.1です。
当院の脈診流経絡治療は「最小限の刺激で身体の自分で治ろうとする力を最大限上げる」からです。
身体は自分で治ろうとする力「自然治癒力」を持っています。
当院の施術はその治癒力を上げる施術になります。
当院では自宅でお灸・金銀粒・ビタミンCなど、その他多くのセルフケアをお伝えし通院する鍼灸施術だけではなく、毎日の生活の中に体質改善する方法を取り入れて、症状の改善と予防をお伝えしています。
(写真 当院でお伝えするお灸 ツボ灸・金銀粒)
アトピーの原因と考えられる要素がいくつかありますが、原因は人によって違います。
他では教えてくれない情報を当院はアトピー専門治療院として持っています。
あなたに合った目からうろこの情報をお伝えいたします。
(写真 当院オリジナルの小冊子)
ほとんど知られていない環境要因を取り除くことで
はり・きゅうの効果が高くなり、より一層身体の治る力を上げるからです。
重要な環境要因として当院では「電磁波」を除去することで、大変良くなる方が多いです。
その除去する方法をお伝えし鍼灸することでより一層症状改善が出来ています。
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アトピーで悩んでおられる方は年々増加しています。
当院に来られるアトピーの方にお話を伺っていると以下のような傾向がみられます。
赤ちゃんからアトピーでステロイドを使っている。
幼稚園・保育所の頃には関節に出ているくらいでかゆい時だけステロイドを塗っていた。
小中学校の時は大丈夫だった。
高校受験・大学受験・社会人になってからまた出てきた
ステロイドを塗っていても良くならないしどんどんひどくなり、とうとう顔に出てきた。
という方々です。
どうも、薬では良くならないようだ。
おまけにひどくなっている。
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